曳山(山車)のぶつかりで名高い秋田県角館の祭り
は、毎年9月7,8,9日の3日間行われ、18台
の曳山が勇壮に町を練り歩く。その曳山には前に2
体、後ろに1体の等身大の人形が飾られる。その人
形は神の依代(ヨリシロ)と考えられており、毎年新しく
作りかえられている。祭りは神への饗応なのである。 |
|
小林氏は、55年間にわたって9台の曳山の人形を作り続けてきている。祭りの裏方ではあるが、伝統文化を継承し、祭りの品格を保っていく上で、重要な役割を担っている。角館の伝統意識を守り、祭りという晴れの場でそれを現し続けていくことは、人々にその地域に生きる悦びと誇りを与えていくことでもある。 |